火花(又吉直樹)

正統派芥川賞だな、と思いました。
作者の言いたいことが手を手を変え品を変え表現し続けられてる感じといいますか、楽しませるために書かれたものではなくて書き手が書きたいことを少しずつアングルをかえながら書き倒されているという感じが。
久しぶりに会った友達に近況を語られて、吐露された悩みを「うんうん」って聞いてたらいつの間にか自己完結されてたような、「あ、そうなんだ」って納得するしか術がないような読後感。
いや、決して貶してるわけでは…それが芥川賞受賞作の特徴とも言えるわけですから(と私は思っている)。
序盤はちょっと読みにくいかな、と思ったのですが、話が進むにつれてそうでもなくなっていったのは、序盤は言葉を選びすぎてるせいかなぁ。
個人的にはあまり好きな種類の小説ではありませんが、全体のまとまり感はしっくりきました。
いつか、お笑いやそれらにまつわるものがモチーフになっていない作品を書かれたら読みたいな、と思いました。

火花
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2015-11-11
又吉直樹

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又吉直樹 文藝春秋ヒバナ マタヨシ,ナオキ 発行年月:2015年03月 予約締切日:2015年03月


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