暮しの中の日本探検(犬養道子/著)

1963年出版なので、かなり内容は古い…はずなのに、今の話と思って読んでも差し支えないテーマもあり、進歩のない日本に脱力気味です。
渡航歴が多く海外滞在期間も長い著者が、諸外国と日本を比べ、日本の良くない面にざっくりと切り込んでいます。
けど、決してただの悪態ではなく、なぜそうなのか、なぜ良くないのか、なぜ改善されないのか、きちんと調べた上で持論を述べているので説得力があります。
自分の都合のいいように諸外国にかぶれるのは簡単だけど、諸外国のいいところを、きちんと日本の暮しという文化の中に取り入れていくのは難しいことなのだな、と痛感しました。
以下、メモ代わりに目次を記します。
『ハンコ』『サービス』『メーカー』『水』『不潔と不浄と』『X町X番地』『住む』『「徴し」「納める」』『一億勤勉』『どてらとエスター』『医の「制度」』『ふだん着・よそゆき』『育てる』『ことば』
タイトルと見ただけだとピンとこないものもありますが、読んでみると、痛いところを突いていてぐさっとくること多しです。

暮しの中の日本探検 (1963年)
中央公論社
犬養 道子

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