東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~(リリー・フランキー・著)

リリー・フランキーさんは物事を哲学的に捉えるのがお好きな方なんですね…。
おでんくんを見た時から思っていたのですが。

哲学的な思想を言葉で表現したものって、共感できるものは数多いのだけれど、「ああ、確かにそうだよね。知ってる」とあっさりと思うことがほとんど。
だけどたまに、ふらっと訪れた見知らぬ街角の雑踏の中で、長年会うことのなかった懐かしい顔を見つけた時のような、嬉しさを伴ったそれに出会うことがあるのだけど、まさにそれが、この本の中にはたくさん詰まっていると思う。

私は母の子供であり、子供の母でもある。
娘は、自分が母になることによって、母との関係に一つの答えを見つけることができると思う。
けど、母になることのない息子はそれができない。
母親と息子の関係って、永遠に不安定なままのものなのかも知れません。
そこがまた、母にとっては幸せであり優越であったりするのかも知れませんが…。

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