美しき愚かものたちのタブロー(原田マハ)

日置氏って実在の人物なのでしょうか?
この物語の中では唯一不本意にタブローに人生を振り回された人物と思いました。
元軍人で、上司の指示には命を懸けてでも従うという悪しき日本魂故に一生を捧げてしまった彼が不憫でならなかったです。
読みどころがそこではないであろうということは重々承知ですが。
私財をなげうって美術館をつくろうとした松方氏の言動は素晴らしいと思います。
取り返そうと奔走した田代の働きも素晴らしいと思います。
でも、もともと自身に熱い思いがあってのことだし、首相は国にメリットがあるからこそ動いたのだろうし。
そんななかで日置と妻は下の人間として上の人間に振り回さただけだったな、と。
まるでタブローに魅せられて導かれた人生のように美化して描かれてますが。
と、ピンポイントな感想はここまで。
戦争はたくさんの芸術を奪ったり消したり時を止めてしまうのだな、と思いました。
争うことが解決の道だと信じた愚か者たちからタブローが守られてよかったです。美しき愚かものたちのタブロー [ 原田 マハ ] - 楽天ブックス
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美しき愚かものたちのタブロー

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