本屋さんのダイアナ(柚木麻子)

今までに出会ったことのない面白さのある一冊でした。
そして、私が赤毛のアンの世界にはまれなかった理由がはっきりと分かった作品でもありました。
主人公のダイアナという名前がキーとなっているのですが、序盤には序盤のダイアナである意味があり、物語の結びには結びのダイアナである意味があり、さらには物語全体にもダイアナという名前に意味があるなんて!
人って、身近な人ほどその真の姿を見失ったり、見る機会がなかったりするんですよね。
しかもそれを知る機会が得られても、知るのが怖いような行けないことのような…。
ダイアナと綾子、二人は離れたからこそお互いの存在を意味のあるものに出来たのかも?
家族、友達、社会、人間が生きてくうえで主軸にして行かなくてはならないコミュニティについて、その中でどう考え生きていくかを考える大切さ、誰のせいにもしない、自分の意思と考えで自分の生き方を選んで生きていく頃の大切さを感じました。
しかし、選択肢が増えた割には求められる像の進歩がなくて…うーん、女の子の自立って難しい。

本屋さんのダイアナ
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柚木麻子 新潮社【第151回直木賞ノミネート作品】 発行年月:2014年04月 ページ数:250p


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