カラフル(森絵都)

主軸のオチはしょっぱなから分かってしまったけどそれは読むことの面白さには全く影響なかったと思います。
ただちょっと、この文体というか軽さというか、筋とはちょっと違ったところに居心地の悪さを感じてしまって前半はイマイチ乗って読めず…
でも後半、早乙女くんが出てきてからは目が離せなくなりました。
そしてカラフルという、タイトルにもなっている言葉が出てきたところでは気づいたら涙ぽろぽろでした。
中学生くらいになると、何故か家ってなんか居心地がイマイチよいところじゃなくなって、でも自立はできない年頃で、だから学校に居場所がないとかなりしんどいのはとってもよく分かります。
今はすっかりおばさんだけど、一応ウン十年前は中学生でしたから(笑)
死ぬ気になればなんでもできるとかいうけど、生きてるときにそう思うのってなかなか難しいと思う。
でも死んじゃってからじゃ遅いんだよね。
もう一度、なんてできないから。
ホームステイかあ、いい例えだ。
生きるって難しいけど…無理くり頑張ることもないけど…でも十代で絶望するのはもったいないと思います。
中学でいじめにあって、その後を長く生きてきたおばさんとしては、そう思います。

カラフル
理論社
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