火車(宮部みゆき/著)

ここから先が読みたいのよー!!
と思う反面、ここで終わりでいいんだ、という気持ちのせめぎあい。
なのに尻切れトンボ感がないのは読者にその先を想像させるに十分な情報と言葉を提示してくれているからなのだと思う。
自分が自分でなくならないと生きていけない。
それは精神的にではなく、存在として。
自分が自分として存在するが故に得られず失い続ける人生。
合法だからという理由で警察にも頼れない。
新城喬子は、罪を犯したこと以外では全く普通の女性であるといえる。
ただ不遇だっただけ。
自分で不幸の種をまいたわけでもなければ、罪を犯すまでは誰かを傷つけたり不幸にしたわけでもない。
新城喬子は当たり前の幸せが欲しかっただけ、関根彰子は今よりちょっと幸せになりたかっただけ。
お金はそれを叶えてくれるもの。
確かにそうなのかもしれないけど、クレジットカードから生まれるお金は実体を伴わないと思ったほうがいいのかも。
実は私はカードがあんまり好きではありません。

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新潮社
宮部 みゆき

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宮部みゆき/著新潮文庫 み-22-8本詳しい納期他、ご注文時はご利用案内・返品のページをご確認くださ


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