ふくわらい(西加奈子/著)

序盤は読むのが苦痛でした。
ですが、定と小暮しずくの関わりが生まれてからは俄然おもしろくなり、そこからは一気読み、そして最後はうるうるしてしまいました。
人は自分の目に見えることがすべてと思いがちですが、当然のことながら見えてない部分の方が多いんですよね。
そして誰かの見えてない部分を知るということは自分の視野を広げることにつながるんですよね。
誰かに励まされると元気がでるように、視野が広がると経験に励まされるようになるので、新しいことを知れば知るほど人は強くなるんだと思います。
『普通』の人は他人と共通する部分が多いので、初めからある程度の視野をもっていることになると思うのですが、『普通でない』人は他人と共通する部分が少ないので視野を広げるのが難しいんじゃないかと思います。
逆もまた然り。
『普通』の人は端から共通する部分の多い人は無意識に仲間と認め、『普通でない』人は異端視してなかなか近づこうとしないので、お互いを通した視野が広がらないのだと思います。
苦手な人ともどんどん関わっていこう。
その先にはステキな自分が待ってる。
かもしれないから。

ふくわらい
朝日新聞出版
2012-08-07
西 加奈子

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ふくわらい の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




ふくわらい [ 西加奈子 ]
楽天ブックス
西加奈子 朝日新聞出版 <table border="0" width=&quo


楽天市場 by ふくわらい [ 西加奈子 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 『に』から始まる作家さん

    Excerpt: 新美南吉  てぶくろをかいに  http://50595192.at.webry.info/200703/article_88.html  手ぶくろを買いに(黒井健)  http://5059.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2013-06-24 21:56
  • 第148回直木賞候補作についての個人的ランキング

    Excerpt: 第148回の直木賞候補作を全部読み、感想をアップしたので以下にまとめてみました。 有川浩人気はすごいですね。 図書館の民なの『空飛ぶ広報室』でこんなに遅くのアップとなってしまいました。 Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2013-09-07 16:59
  • 「ふくわらい」西加奈子

    Excerpt: マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。 彼女は幼い頃、紀行作家の父に連れられていった旅先で、誰もが目を覆うような特異な体験をした。 その時から、定は、世間と自分を隔てる.. Weblog: 粋な提案 racked: 2013-09-20 16:43