オン・ザ・ライン(朽木祥/著)

二部構成。
前半は、体育会系高校生の、ストイックでありながらも楽しさも悩みもある日常が描かれています。
スピード感があり、テニスの楽しさも織り込みながら、登場人物の個々の性格や生活背景がしっかり書きこまれていて、自分が彼らの近しい仲間の一人であるかのような錯覚さえ抱かされます。
そして一転して後半。
前半部分がこれでもかっていうほど生きてきます。
前半の裏打ちがなかったら、後半の侃や貴之の行動に真実味を持たせるのは難しい気がします。
一言でいうと、高尚過ぎる、という感じでしょうか。
読後は、正直ちょっと凹みました。
戻らない今と言う時を力いっぱい生きている彼らに対し、なんて自分は怠惰に漫然と過ごしているんだろう…

ところで…朽木祥さんってすごくたくさんの引き出しを持っている方なんですね。
次はどんな引き出しの中を見せてくれるんだろう。

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小学館
朽木 祥

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朽木祥 小学館発行年月:2011年07月 予約締切日:2011年07月13日 ページ数:317p サ


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