スコーレNO.4(宮下奈都/著)

期待してなったのですがかなりよかったです。
一言で言ってしまうと、とある女性の成長物語であり、この手の作品は、作者の自己投影が濃く感傷的で鼻白んでしまうことが多いのですが、これは全く違いました。

以下、ネタバレ注意。

麻子の主軸ともいえる『中途半端な自分との葛藤』にひどく共感できたせいもかなりあるとは思いますが、ラスト近くの、茅野さんの「あのさ、昔からおもってたんだけど、朝目が覚めたときに聴きたい曲が決まっていると、その日は一日いい日になる気がする」
のセリフに泣いてしまいました。
こういう出会いって人を変えるのに十分ですよね。
しかもそれまでの麻子の人生のプロセスがあったからなおさら心にしみました。
麻子はこれからもまだまだいろんなことを学び続けていくんだろうな。
悩んで葛藤して、けどそれもまた素晴らしいことだと感じた一冊でした。

スコーレNo.4
光文社
宮下 奈都

ユーザレビュー:
ピュアな気持ちになり ...
ラストにホッ!!主人 ...
時が経つのを忘れるほ ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る




スコーレno.4
楽天ブックス
宮下奈都光文社この著者の新着メールを登録する発行年月:2007年01月登録情報サイズ:単行本ページ数


楽天市場 by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 『み』から始まる作家さん

    Excerpt: 三浦しをん  ロマンス小説の七日間  http://50595192.at.webry.info/200703/article_50.html  まほろ駅前多田便利軒  http://5059.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2010-05-23 16:28