花や散るらん(葉室麟/著)

へそ曲がりなので、毎年(?)年末に放映される忠臣蔵を一度も見たことがありません。
並びに、討ち入りの詳細も知りませんでした。
図らずして、忠臣蔵を知ることとなったわけですが…
歴史って解釈の角度によって異なる部分が多く、言い換えれば、作者が遊べる部分が多いので、その遊べる部分をどう造るかで物語のカラーが変わってくると思うのです。
矛盾した表現になりますが、この作品において、忠臣蔵は軸ではあるけど中心ではありません。
中心は、この時代におけるそれぞれの立場の人間が何に価値を置いて生きているか、だと思っています。
その中で、人々に影響を与える、更なる中心が咲弥と蔵人といえるのではないかと思います。
葉室作品は、歴史に名を残す人物も歴史を動かした人物も、その時代を覗いてみればただ一人の人間なんだな、と感じさせてくれるところが好きです。
香也には幸せになって欲しいな…。

花や散るらん
文藝春秋
葉室 麟

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