君はこの国を好きか(鷺沢萠・著)

鷺沢氏の作品にはいくつかの傾向というか、パターンがあるのですが、これは在日韓国人が主人公のものです。

日本に生まれ育った私にとって、国と言うのは当たり前に自分の一部なんだけど、国を複数持っている人(国籍という意味ではなく)ってそれだけで生き方のひとつとなってしまうのだなあ、と思いました。

韓国人なのに韓国人じゃない。もしくは認めてもらえない。
日本人なのに日本人じゃない。もしくは認めてもらえない。
私には実感としては理解し得ない感覚ですが、この本は興味深いです。
心の中の国と国籍の国の狭間をうまく描いている人なのでしょうか?
実際の在日の人の感想が聞きたいな~、と思いました。

この記事へのコメント

ラッキー花子
2007年09月18日 14:30
 わたしは純粋な日本人ですが、やっぱり自分の国がいちばんいいですね。なんといってもいちばん V(^0^)落ち着ける場所だし・・・。
2007年09月19日 14:11
そうですよね。
自分の国って、やはりマイホームですものね。
落ち着きます。
鷺沢さんの在日の生活をテーマにした本にはどれも、自分の国を持たせてもらえないことの不安定さが描かれていていつも考えさせられます。

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  • 『さ』行の作家さん

    Excerpt: 鷺沢萠  ビューティフル・ネーム  http://50595192.at.webry.info/200708/article_11.html  君はこの国を好きか  http://505951.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2008-02-10 23:53