天正女合戦(海音寺潮五郎・著)≪消えた受賞作 直木賞編≫収録

天下を取った豊臣秀吉と、彼に従う風を装って、実は手のひらで転がしていたのではないかと思われる人たちとの物語だと私は思いました。

大奥における、女の争いはすでにかなり有名であると思いますが、出来事の一つ一つが折り重なり、結果、大事に至っていく過程は、1936(昭和11)年の作品でありながら、未だ古びた感がありません。
歴史小説であることや、新仮名遣いに変更されていることを除いても、です。

私は歴史があまり好きではなく、学生時代ロクに勉強しなかったのですが(受験にも関係なかったので)、今更ながら、「他の作品で彼はどのように描かれているのだろう」と、豊臣秀吉のキャラクターに興味を持ちました。
加えて、彼を巡る人々を、一人一人に焦点をしぼって掘り下げた作品にも目を通してみたいな、と思いました。

残念ながら、同時に受賞となった「武道傳來記」は収録されていませんでした。
こちらは別に出版されているそうなので、そちらで改めて読もうと思っています。
さらに、この作品は、のちに「茶道太閤記」として長編で描かれなおしているようなので、時間がいずれはそちらにも目を通そうと思っています。

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    Excerpt: 私が読んだ直木賞受賞作メモです。 既読でも感想が載っていない作品には(無)と記入してあります。 もう一回読み直して感想をアップしたいなあ、とは思ってます。 Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2007-11-25 17:06