テーマ:児童書

再読・みどりのゆび(モーリス・ドリュオン・作/安東次男・訳)と牛田智大さん

※注意※読書感想とはちょっと違った感想です※注意※ ピアニスト牛田智大さんのファン歴わずか1年4か月の私。 牛田さんの演奏そのもの以外を知るようになったら、この物語のチトを思い出すようになり再読。 もちろん違うところはいっぱいあります。 でもこういうお話って比喩なので、心が寄りそえると理解が深まるし、心が寄り添えればいいのだ…
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おたよりください(K.スンド・作/木村由利子・訳/A.セラーノ=プネル・絵)

すごくシンプルなハートウォーミングなお話。 八歳同士の文通のはずが実は… でもその間違いがあったからこそ始まる素敵なお話です。 ちょっと出来過ぎかな、と思いつつも、二人の書簡のやりとりがあまりにも楽しそうでついついどんどん読んじゃう感じ。 ちょっと悲しいエピソードもあるけど悲しいだけじゃ終わらないところから人生のおもしろさも伝わ…
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「おまえだ!」とカピバラはいった(斉藤洋)

児童書には、大人にも難解な疑問や悩みを子供目線で考え解決へと導く手立てとなるものがありますね。 この手の物語を難解だと感じるのはきっと目線が大人のそれだからなんじゃなかと思いました。 きっと子供はもっとシンプルな心の目で読むので難解に感じないんじゃないでしょうか。 でも心のどこか片隅に引っかかり続けて、大人になったある日、そういう…
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10歳の質問箱・なやみちゃんと55人の大人たち(日本ペンクラブ「子どもの本」委員会/編

ひと言で言ってしまうなら、自分で考える力をつけましょう、それに限るような。 でもそれは事実で生きていくうえでとても大切なことと思います。 親の言うことは聞かなくても、著名な大人の言うことなら耳を傾けることもあると思うので、こういう企画はなかなかいいかな、と思います。 個人的には、参加している方たちのお名前が、その作品を読んだことに…
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さよならぼくのトラマル(江崎雪子/作・岡本順/絵)

『12歳、ぼくの夏』を先に読んだので純の12歳を知っていることもあってか、最後で涙うるうる。親から見たら子供は子どもだけど、子どもだって一人の人間なんですよね。当たり前だけど傷つくんですよね。知ったら傷つくだろうって大人は黙っているけど、知るタイミングが隠されないで知るのと隠された末に知るのとでは雲泥の差だと思うんですよね。今はまだその…
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12歳、ぼくの夏(江崎雪子/作・いせひでこ/絵)

江崎雪子さんのこねこムーシリーズに当時小学生だった娘とはまってからだいぶ経ちましたが、他の作品も読んでみたいと思っていてようやく手に取りました。 こねこムーシリーズのような生きる強さにあふれているという感じではありませんでしたが、思春期の心の葛藤をを描いた正統派作品だな、と思いました。 理論的に語りたいんだけど感情が先に来るような、感情…
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大あたり アイスクリームの国へごしょうたい(立原えりか/作・北田卓史/絵)

すごくシンプルなんだけど面白い。 アイスクリーム食べ放題ですよ、と言われて山ほどたべました、ってならないところがいいです。 暑い日に、食べ過ぎちゃダメよ、って言われながら食べるから美味しいっていうのはありますね。 あとは寒い日にはこたつに入って、とか(笑) 挿絵のアイスに懐かしい包み紙のを見つけてニヤニヤ。 私も自分のお小遣い…
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しろくまだって(斉藤洋/作・高畠純/絵)

やっぱりしろくまを先に読んでしまった上に、そっちを読んでからかなりの時間が経ってしまいました。 内容もさることながら、言葉回しが面白くてどんどん読んであっという間に読了。 人間の言葉が話せる理由がきちんとあったり、カールがちょっと理屈屋だったり、マイクがその理屈に弱かったりと、ありえない話ながらに筋が通っているところが好きです。 …
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おばあちゃん、ぼしゅう中!(アーニャ・トゥッカーマン/作・齋藤尚子/訳・高橋由為子/絵)

ドイツの子供たちの生活を垣間見ることができて興味深かったです。 同じ国に住んでいても、それぞれ全く違った人生を歩んできたおばあちゃんたち4人の語る言葉や人生の振り返りに楽しくなったり悲しくなったり。 最初はあれこれしてもらうことばかりを考えておばあちゃんを募集したシュテフィですが、相手にしてあげる楽しさにわくわくする姿には一緒にわく…
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ずるやすみにかんぱい!(宮川ひろ/作・小泉るみ子/絵)

素敵なお話、と思う反面、もし私だったら…小心者なので、次に学校に行ったときに笑い飛ばしたら「なんで病欠した次の日にいきなり強きになってんだ?」って思われて嫌がらせがいじめに発展するんじゃないかってドキドキしちゃって気分転換にならないって思っちゃいました。 それはさておき、大人が子供と同じ目線で語るところがこのシリーズのよいところかな、…
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うそつきにかんぱい(宮川ひろ/作・小泉るみ子/絵)

嘘も方便、がテーマ。 子供はまずは嘘は悪いことって教わるから、悪くない嘘もあるんだって知るときが来るんだよね。 自分を守ったりずるをするための嘘と、誰かを守ったり思った末に出る嘘との違いは教わって頭で知るんじゃなくて心で感じて覚えるもんなんだよね。 シンプルだけど温かいお話。 うそつきにかんぱい!童心社 宮川 ひろ Amaz…
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みどりいろのたね(たかどのほうこ/作・太田大八/絵)

単純に読めば面白い話なんだろうけど、豆のお世話をさぼったのにおいしいまめができちゃうってなんだかなー。 きちんと手入れをするならともかく… ファンタジー系のお話なんだろうけど…くそまじめな割にはうっかり屋でやらかして悲しい目にあうことが多い子供だった私には正直微妙なお話でした。 みどりいろのたね (福音館創作童話シリーズ)福音…
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かえるのエルタ(中川李枝子/さく・大村百合子/え)

子供の想像力から生まれる世界をこんなにうまく物語にできるって素晴らしいなあ!と思いました。 どこからどこまで現実でそうでないのか分からない感じがとっても素敵。 幼い頃には現実と創造の狭間があいまいなことがあり、それはとっても大切なことだと思っています。 のびのびとした、ある意味お約束の、ある意味枠に収まった流れにぐいぐいひきこまれ…
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くまの子ウーフ(神沢利子/作・井上洋介/絵)

子供の頃に読んだような読んでないような。 子供たちが小さい頃にNHKのアニメで見た覚えははっきりありますが。 主役が人間の子供の用にふるまうくまの子という設定でありながら、リアルをうまく混ぜこんで、子供哲学を見事に語っているなあと思いました。 『さかなにはなぜしたがない』 それぞれの生き物は、それぞれの場所で生きていきやすい体を…
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おじいちゃんとおばあちゃん(E・H・ミナリック/ぶん・モーリス・センダック/え・まつおかきょうこ/や

『おじいちゃんとおばあちゃん』 私もおじいちゃんとおばあちゃんちに行くのが好きだったなー。 今思うと、おじいちゃんとおばあちゃんが孫を好きでいてくれたからなんだなあ、って思う。 きっと孫の相手って楽じゃなかったと思うけど、それなりに相手してくれたり放っておいてくれたりしたもんなあ。 『おかあさんとこまどり』 このおじいちゃんと…
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くまくんのおともだち(E・H・ミナリック/ぶん・モーリス・センダック/え・まつおかきょうこ/やく)

くまくんに女の子のお友達ができました。 お互いに仲よくしようという気持ちがとっても温かいです。 『くまくんとエミリー』 ことりたちに「ほら、みて。わたしたちとべるのよ」って言われたくまくんの返事が素敵! ぼく、とべない、じゃなくて「ぼくだってとべるよ。だけど、ぼくは、とぶときは、いつも下にとぶんだ。上にとんだり、よこにとんだりは…
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こぐまのくまくん(E・H・ミナリック/ぶん・モーリス・センダック/え・まつおかきょうこ/やく)

4つのお話からなる一冊のなのですが、起承転結とまでは言わないものの、最後のお話は前3つの結になっているところにくすりとしました。 『くまくんとけがわのマント』 かあさんぐまは服を着てるのにくまくんは裸なんだな。 いや、立派な毛皮を着てるのか。 あれ?じゃあかあさんぐまの毛皮はいったい… 大人はつまんないことろが気になっちゃって…
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あるきだした小さな木(ボルクマン/さく・セリグ/え・はなわかんじ/やく)

抽象的すぎて私にはやや理解しにくかったのですが、訳者あとがきを読んでようやく考えがまとまり始めました。 小さな木は、自由を求めて、ってありましたが、私は自分が必要とされる場所を求めてあるきつづけたんじゃないかなあ、と思いました。 自由、独立、愛情、って訳者あとがきにはあったけど、自由を求めているのだったら最後の最後まで定住はしないん…
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どろんここぶた(アーノルド・ローベル/作・岸田衿子/訳)

『他者の大事が分からずに平然と処分しちゃう人』と『そういう人の被害にあう人』というのが世の中には存在するというのを常々思っていて、後者に入る身としては、このお話を読んでこぶたの気持ちにとってもとっても共感しました。 実際に家出をしたことはありませんが、心は旅立っちゃいますよ。 で、思い出しては悲しくなって、似たようなものを見つけては…
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あおい目のこねこ(エゴン・マチーセン/さく・せたていじ/やく)

なんか微妙… おそらく目が青いというだけで差別され仲間はずれにされていると思われるあおい目のこねこの前向きな考えは好きです。 自分をなくさず、信じた道をいくところとかも。 ただ、自分をいいように使った上に犬を追い払ったことを信じもしないネコたちをネズミの国に案内する、素直や優しさを通り越した愚直ともいえる行動や、自分たちに利益をも…
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床下の小人たち(メアリー・ノートン/作・林容吉/訳)

今では『借りぐらしのアリエッティ』のもととなったお話と言った方が通りがいいのでしょうね。 訳者のことばを読むまでは、アニメ映画にするにあたってかわいらしいタイトルに換えたんだとばっかり思っていましたが、原題が『The Borrowers』とのことですし、アリエッティの名前もそのままでした。 映画を観ていないので、内容がどのくらい変え…
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きみは知らないほうがいい(岩瀬成子/作・長谷川集平/絵)

とっても重たい話でした。 いじめをいじめと言うことすら許されない空気、確かに学校にはあるなあって思います。 タイトルの意味、はっきりとは書かれていないのですが、私の勝手な解釈では、自分らしく生きてるだけで生まれてしまうやり場のない行き場のない気持ちなんて知らない方がいいって感じでしょうか。 流されて適当に合わせて生きられる子供の方…
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しあわせなちょうちょう(イレーナ=ユルギェレビチョーバ/さく・うちだりさこ/やく)

しあわせってなんだろうね。 物質的に満たされることなんだろうか、いい環境を準備してもらうことなのだろうか、お友達ができることなのだろうか。 自分の持ちえないものを羨んでも仕方ないし、他人と同じものを手に入れたからといってしあわせになるわけではないし。 しあわせって結局しあわせを感じるその人しだいなんだろうなあ、って思う。 そう思…
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もうすぐ雨に(朽木祥/作・高橋和枝/絵)

雨が降る前のしっとりした空気と匂いが好きです。 日々の生活の中には、、誰でもすっぽり落ちることができるのに行きたいと思ってもいけない…そんな不思議な時間というかエアポケットのようなものがときどきあると思っているのですが、その不思議に触れた感じがしました。 これから先『ぼく』が再び動物の言葉を聞くことはないかもしれないけど、心の声を聞…
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夜の神話(たつみや章/作・かなり泰三/絵)

原発の危険性を取り扱った作品。1993年初版。私がこの作品を読みたいリストに入れたのは2010年ごろと思われますが…2011年の東日本大震災後に一部の人たちの間で話題になっていた記憶があります。 震災までは安全が謳われて多くの人が信じていた、若しくは信じようとしていた原発の安全性への疑問が明確に記された物語です。 日本の神様が登場し…
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つづきの図書館(柏葉幸子/作・山本容子/絵)

いや、これ、児童書って言っちゃうと大人が読まなくなっちゃってもったいないでしょう。 まさかあんなラストが準備されていたなんて、油断してたから最後で涙ボロボロ。 思わず最初から読み直しちゃいましたよ。 一回目はするっと読んでた桃さんのセリフや心理描写がずしんとしみるしみ る。 胸がきりきりしました。 中2の娘に勧めて今読んでい…
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若おかみは小学生!スペシャル短編集2(令丈ヒロ子/作・亜沙美/絵)

若おかみシリーズはとっても大好きなので、番外編でも続いてくれるとうれしいです。 『第一話・二つのダイアリー~鈴鬼の天才日記と真鬼葉の編集日記から~』 鈴鬼の話しと思いきや…おお、真鬼葉ちゃんにも…むふふ。そして、これまでの感想に逐一書いてきましたが、私は死似可美推しなので、プチ萌えでした(笑) ホント、いいやつだなあ。 『第二話…
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若おかみは小学生!スペシャル短編集1(令丈ヒロ子/作・亜沙美/絵)

もう一度シリーズを最初から読み直したくなりました。 『鳥居くんの、今日もいい日』 下手にモテちゃう分カッコいいのが返ってアダになっちゃうタイプですよね…。 カッコよくなければ無駄に振る苦労なんてしなくてすむのに。 鳥居くん、前向きで穏やかでホントいい子。 こういう子はある年代がくれば性格でもてるようになる(はずな)のでモテる分…
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マジカル少女レイナⅡ女王のティアラ(石崎洋司/作・栗原一実/画)

いよいよ最終巻。 ターゲットにしている年代にふさわしい終わり方に好感を持ちました。 魔法の世界を描きながら、人間として生きてるって素晴らしいことなんだと感じさせてくれる内容も素敵でした。 楽しみながら勇気づけられる、それが児童書の醍醐味だと思っているので大満足です。 マジカル少女レイナ2 (10) 女王のティアラ岩崎書店 石…
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でんでら竜がでてきたよ(おのりえん/作・伊藤英一/絵)

NHKのにほんごであそぼで一躍日本中で知られることとなったこの歌ですが、これはそれより前に出版されているようです。 日本全国その土地のわらべうたは数あれど、何故にNHKがこの歌をピックアップしたのかは謎ですが、そのおかげで歌を知っていたので近しい感じがしましたが、この本が読書感想文コンクールの課題図書になった当時はどうだったんですかね…
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