ジャン・チャクムル ピアノ・リサイタル@HakujuHall2月4日(火)

この日の使用ピアノはベーゼンドルファー。
人生初のベーゼンドルファーの音色が聴ける、しかも一度行ってみたいと思っていたHakujuHallで。
ということでるんるん(死語)で行って来ました。

プログラムは先日みなとみらいでお聴きしたものと全く同じだったのですが、逆にそれが私にはとっても興味深くありました。

【スカルラッティ:ソナタより】
Scarlatti:from 'A selection of Sonatas'
「イ長調 in A major K.208」
「イ長調 in A major K.209」
「ニ短調 in d minor K.64」
「ニ短調 in d minor K.517」
この日も先日のみなとみらい同様、演奏前にぱらぱらっと何かを奏でていました。
まずは音の違い(を自分が感じたこと)にびっくり。

【ドメネク:「ピアノのための短編小説」より 第4曲 かくれんぼ】
E.Domenech: No.4"Versteckspiel"from'Kurzgeschichten fur Klavier'
前回同様、怖さを感じました。
同じ内容になりますが、自分が子供の頃に友達としたかくれんぼや、幼い子供のかわいいかくれんぼ、と言うよりは森の魔物から身を守るようなかくれんぼだと感じました。
見つかったら次の鬼、なんてかわいいものではなく、見つかったら二度と今までの生活に戻れないかくれんぼ…

【シューベルト/リスト:白鳥の歌】(全曲)
Schubert/Listz:Schwanengesang
「愛の使い」Liebesbotschaft
「兵士の予感」Kriegers Ahnung
「君の肖像」Ihr Bild
「春の憧れ」Fruhlingssehnsucht
「別れ」Abschied
ホールの違いなのかピアノの違いなのか、はたまた同じプログラムが2度目だからなのか、個人的には先日よりもどっぷり演奏の世界にひたりました。

(休憩)

「遠国にて」In der Ferne
「セレナーデ」Standchen
「アトラス」Der Atlas
「漁師の娘」Das Fischermadchen
「海辺にて」Am Meer
「住処」Aufenthalt
「街」Die Stadt
「影法師」Der Doppelganger
「鳩の便り」Die Taubenpost
明らかに先日より体感時間が短かったのです。
このホール、このピアノ、チャクムルさんの演奏でまだまだずっと聴いていたい気持ちでした。

(アンコール)
【ベートーヴェン/リスト編「遥かなる恋人に」より「この歌を受け取って」】
先日のみなとみらいの時と同じ曲でした。
お気に入りのひとつ?
これからもチャクムルさんの大好きな曲たちを聴く機会に恵まれますように。
See you again in Japan!

最後に、初めて聴いたベーゼンドルファー(280VC)の音色について。
ベーゼンドルファーの音色、私は好きだなぁ、と思いました。
そのせいか、みなとみらいの時よりも演奏に合っているような気がしました。
これまで聴いたShigeruKawaiの音色がキラキラと舞いあがってキラキラと散っていく打ち上げ花火の花びらの印象であるのに対して、ベーゼンドルファーの音色はとてもしっとりしていて、心の肌を潤してくれるように感じられました。
そのしっとり感がとても好みで、機会があったら是非違うホールでも聴いてみたいと思いました。

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