身の上話(佐藤正午)

語られているのはミチルという女性の身の上話なのだけど、語っているのはその夫。
読み進めるうちに、夫は誰?から誰かを伴侶とするような出会いがあるのか?にかわり、ミチルの人生に夫が登場してからは夫の身の上話も絡んできて…
元妻にまつわる話がでてきたところですぐに元妻がどうなったのかは分かってしまったのだけど、心情描写がとてもうまく、親近感も共感もないのに不思議と心にしみてきました。
ついに竹井が現れすることになったラストの香月の人生の選択とそこに至るまでの気持ちの動きにはちょっとうるっとしました。
いつの日か、罪を償った香月を迎えに行きがてらミチルが身の上話を語るのを聞きたいなあ、と思いました。
ミチルならきっと子供を立派に育てて香月を迎えに行くと思うから。

身の上話 (光文社文庫)
光文社
2011-11-10
佐藤 正午

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 身の上話 (光文社文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




【中古】身の上話 /佐藤正午
リサイクル&リユース ユリイカ
タイトル:身の上話著者:佐藤正午発売日:2009/07/01出版社:光文社シリーズ名:サイズ:単行本


楽天市場 by 【中古】身の上話 /佐藤正午 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



"身の上話(佐藤正午)" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント