アンタッチャブル(馳星周)

なんていうか…馳作品は『約束の地で』以来二作目で、あの作品が、底なしの暗さ、閉塞感、絶望感がない交ぜですごく好きだったのでそんな雰囲気を期待して読んだのですが…「アンタッチャブルだから」という椿警視と宮沢巡査部長のやりとりが、コントのお約束のセリフみたいに感じられれて個人的に腰砕け。
内容も重そうな割にはしっちゃかめっちゃかな感じがあって、なんとなくコメディの雰囲気が漂い続け…でも椿警視の頭は本当にイカれてるのかどうか疑問に持ち始めたあたりからは不思議な面白さと言うか魅力が漂い始め…後半は、どこからどこまでが椿警視の作り事?事実?とモヤモヤしながら読み進め、読み終えてみると、全部が椿警視の企んだことだったような、椿警視は糸を引かれただけのイカれた人のようような…もし作者が、疑心暗鬼を生ず、を小説一つ使って作り上げたかったのなら、少なくとも私にとっては大成功かと。
個人的には、頭の切れるキャリア時代から常識がやや飛んでる人だったんだけど、離婚事件のときに本格的にぶっ飛び、でもその後もとに戻ったんだけど、ぶっとんだのを利用して上層部の隠密として活動している、であって欲しいな、と。
クレイジーなダークヒーローが好きなもんで(笑)

アンタッチャブル
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馳 星周

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馳星周 毎日新聞出版発行年月:2015年05月 ページ数:506p サイズ:単行本 ISBN:978


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