鬼はもとより(青山文平)

いざ藩札で藩政を立て直す物語が始まるのは中盤になってから。
さらに『鬼』というキーワードが出てくるのはもう少し先。
主のキーワードは武家と武士の生き方だと思うのですが、女が影のキーワードと思いました。
清明が最後に自決の道を選ぶのは物語に登場してそのキャラが分かってくるにつれて予想はついていましたが、珠絵の変化は意外でした。
物語的には抄一郎の気持ちの落ちどころとして必要な変わりようだとは思うのですが。
藩政を立て直すという偉業を成し遂げた抄一郎が本当に成し遂げたかったことは、これと決めた女を幸せにすることだったのでしょうか?
この物語が終わった時点ではまだ遅くはないと思うのですが、諦念が漂っていると感じました。
そののち、藩札コンサルトでもう一花咲かせることはあったのかどうか、万年青商いに戻ったのかどうか気になるところです。
腑抜けになっていないことを祈ります。

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