私に似た人(貫井徳郎)

読者の思い込みと言うか錯覚と言うか…を利用した作りになるほどとは思ったものの…真犯人を知って、何が言いたいのかちょっと分からない作品だなあ、と思ってしまいました。
子トベたちの、ゲーム感覚っていうんでしょうか?善意と思っている分たちの悪い、人の命を駒の一つくらいにしか思っていない上から目線の人たちによる心理操作の胸糞悪さを感じました。
その分、ちょっと小バカにされて終わった川渕政昭の場合、は面白かったです。
でも出来過ぎの夫婦関係は鼻で笑っちゃったけど…。
あと、伊藤圭輔の場合の、自分の偽善に気付くオチもよかったです。
自分の負をお金で解決って、日本の富裕層の特徴のひとつですもんね。
でも真犯人にちょっと疑問を感じてしました。
人の命を駒程度にしか持っていないとしたら、そもそもの動機と矛盾してしまうような?
自分の悲しみを社会のせいにして、他人の命をもって他人の命を消してしまうことを正しいと思っているとしたら、大事な人が社会に殺されたのがアリになってしまうのではないでしょうか?
子トベたちの人生をも奪うことも計算のうちであったならば、大事な人の将来を奪った社会はアリになってしまうと思うのは、私の解釈がどこかで間違っているのでしょうか?

私に似た人
朝日新聞出版
2014-04-08
貫井徳郎

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