新世界より(上・下)(貴志祐介/著)

上下巻とも読了しました。
序盤は、この手の小説にありがちな設定の説明が鬱陶しくなかなか読み進められませんでした。
ですが、そこをこえると先が気になって仕方ない面白さに取り付かれました。
なんとなく先が読めたり、意外に思ったり、そのどちらも楽しめました。
読みどころは、世界観の面白さ、戦略の面白さ、底に隠されていた設定の面白さ、と次々に変わっていきます。
最後の、隠されていた設定部分には正直凹みました。
新世界より、というタイトルでありながら、今の世界に生きている人類の底にどっしり根を生やしているいる問題が、実はそのまま根っこになっていたなんて…。
人間って、自分より下のものを見下していないと心を満たせない動物なんでしょうか。
最後の一行が心にしみました。
あの一文には、いろんな解釈があると思います。
ネタバレになるのであえて書きませんが…
「対する者への思いやりの心があれば、最悪の事態を生まなくてもいいほうに物事は導いていける」
私はそう解釈しました。
そう思ってこの物語を思い返してみると…深いです。

新世界より 上
講談社
貴志 祐介

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新世界より 下
講談社
貴志 祐介

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著者:貴志祐介出版社:講談社サイズ:単行本ページ数:498p発行年月:2008年01月この著者の新着


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著者:貴志祐介出版社:講談社サイズ:単行本ページ数:573p発行年月:2008年01月この著者の新着


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