橋のない川(二)(住井すゑ/著)

人の身分は生まれる前から決まっている…。
それに気づく者、受け入れる者、明るく拒否しつつも諦めている者など様々。
思いを寄せる少女に手を握られ心をときめかせ、その真意に心を揺らせる孝二と、その真実を先に知った貞夫の胸の内。
そしてやがてそれは孝二の知るところとなり…
そんな絶望の中での修学旅行先で、またしても孝二は自分の身分を思い知らされることとなるのですが…切な過ぎます。。。
エタを差別する社会の矛盾と核心に触れ大人を脅かす孝二は、エタでなければ非常に賢い子供なのかも知れませんが、エタである故に恐ろしいと言われてしまいます。
エタとしてエタの村に生き続ける孝二の対比として、大阪でエタと知られず生活をする誠太郎の様子も時折描かれています。
けど、誠太郎の胸のうちはあまり深く描かれてないかも…
この先そのあたりをもっと知りたいです。

橋のない川 (2) (新潮文庫)
新潮社
住井 すゑ

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