佃島ふたり書房(出久根達郎・著)

1992年、108回直木賞受賞作。

最近の直木賞受賞作にはめっきり見られなくなったしっとり感。
舞台が大正時代頃とあって、登場人物がみな凛としている。
時代背景および穏やかな感じ、私は大好きです。
古本業界の話なども、本好きには惹かれるものがあると思います。
絡まった人間関係も、現代が舞台の小説だと、おどろおどろしかったり生臭かったりするのだけれど、そんなこともなく、大人の精神小説のようでもあり、社会情勢や事件や事象を背景としただけの淡々とした小説でもあり…
いろんな受けとめ方ができると思うし、もしかすると好き嫌いを結構されるのかもしれませんが、私はとても気に入りました。

またまたカッコいい登場人物に出会いました。
梶田郡司の生き姿、私は好きですね~。

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