邂逅の森(熊谷達也・著)

主人公と主人公の伴侶となる女性との結婚までのいきさつのくだりに心が痺れました。
この二人が夫婦となるなんてありうるのだろうか、と思う関係であるのに、主人公の言葉一つ一つが自然であり説得力があり、なおかつ筋を進めるために起こりがちな不自然さも全くなく…妻となる女性の心の機微も娶る男性の決意もひしひしと伝わってきました。
さらに、ラスト近くの二人のシーンもぐっと来ました。人間の深さを存分に感じた作品です。
それと、マタギという生業を通して生命の匂いというものを感じました。
それに加えて、命を懸けて生きるということは、死に直面した時のみにしか出来ない事ではないのだ、という事も感じました。

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