第162回直木賞候補作についての個人的ランキング

第162回の直木賞候補作を全部読み、感想をアップしたので以下にまとめてみました。 小川 哲『嘘と正典』(令和1年/2019年9月早川書房刊) https://50595192.at.webry.info/202007/article_2.html 川越 宗一『熱源』(令和1年/2019年8月文藝春秋刊) https://50…
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落日(湊かなえ)

序盤から、千尋の姉が物語に大きく絡んでいるのだろうな、とは感じるように描かれてはいたのですが… エピソード7を読んで号泣。 湊かなえさんってこんなに救われる小説を書く方でしたっけ? よく、映画やドラマは事実をもとにしてても所詮は作り物って言われるけど、現実だっていとも簡単に間違って伝えられてそれが事実として伝えられてしまうことなん…
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推し、燃ゆ(宇佐見りん)

冒頭、あまりにも無駄のない文章に驚愕。 無駄な装飾がないせいかむしろ物語の風景がよく伝わってくる。 そして物語そのものは…うーん、私はやっぱり芥川賞系は苦手だな、と。 推しも推しが燃えたのも物語の筋運びとしては重要なんだけど、本当に語られてることはそこじゃない、と言うのが。 推す、という感情を小説上うまく扱ってるな、とは思いまし…
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八月の銀の雪(伊予原新)

人の手が及ばない地球上の事実と人間心理をからめて見事に無駄のない物語としてそれそれが完成されていました。 とてもとての私好みの一冊でした。 『八月の銀の雪』 世の中には知らないことがたくさんある。いいことも悪いことも。身近にあっても知ろうとしなければ永遠に知らぬまま。もしかすると知らなくても困らないのかもしれない。でも知った方が人…
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