推し、燃ゆ(宇佐見りん)

冒頭、あまりにも無駄のない文章に驚愕。
無駄な装飾がないせいかむしろ物語の風景がよく伝わってくる。
そして物語そのものは…うーん、私はやっぱり芥川賞系は苦手だな、と。
推しも推しが燃えたのも物語の筋運びとしては重要なんだけど、本当に語られてることはそこじゃない、と言うのが。
推す、という感情を小説上うまく扱ってるな、とは思いました。
ちょっと不健康な感じと言いますか…推しがいる幸せ以上に推しを推すことが人生の中心になっているというのかな(この二つは似て非なる)こういう推し方をしてる人たちって確かにいるだろうし、喪失感は半端ないでしょうね。
ラスト、肉体は生きてるけど、心は仮死状態みたいな終わり方だな、と感じました。
そして、推しに出会えなかったらあかりはとっくに生きる屍になっていたんだろうな、とも思いました。
読後、心の中で「生きてね」とつぶやいたけど、たぶんあかりは生き続けるんじゃないかな。
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