ピアノをきかせて(小俣麦穂)

ピアノをモチーフにしたふんわり感動物語かと思ってあらすじに目を通したら…ん?ちょっと違うかも。 そう思って読んでみたところ、姉のピアノを中心にまわってきた家族の歪みと矯正の物語でした。 一番の感想は…間に合ってよかったね、かな。 音楽は表現だから心を反映してしまうんですよね。 目指しているものがなんであれ、楽しむ心がないといい音…
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夜の向こうの蛹たち(近藤史恵)

近藤史恵作品は、個人的に好きか嫌いかがはっきり分かれるんだけど、これはそのどっちにも当てはまらない感じ。 誰の目線から読んでいいのか分からないというか(共感とはまた別の話)、彼女たちがこの物語に至るまでの背景が分からなすぎるというか… もっとヘビーに書き込んでいて欲しかったと思ってしまうけど、あえて物語をヘビーにしないように彼女たち…
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少年と犬(馳星周)

ほどよい絶望感と温かさに馳星周さんっぽさを個人的に感じました。 『男と犬』 一冊を通して登場する犬とその時代背景、そして最後までつながる犬が南を目指していること(理由は不明)も描かれている。 『泥棒と犬』 前の話に登場した人物が件の犬を連れているところから始まる。言葉は通じずも心が通じている様子が続き、このこともあとから読み直す…
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