フェッセンデンの宇宙(エドモンド・ハミルトン/作・中村融/訳)

ジャンルで言うならSFなのだろうけど、SFの形を借りて人間心理を皮肉っている印象。
『フェッセンデンの宇宙』
自分の生きている世界だけがすべて、離れたところで起きていることには、その中に命とその営みがあることなんて知ったこっちゃない…そう考えてしまうのは窮屈にさせられた心のせいなのか自分の知識と力に自信がある故の傲慢なのか。コロナ禍であるが故に読む目線がちょっと変わった気がします。
『風の子供』
自分のものになったと感じる女性に対して男が抱く不安をファンタジーを絡めて表しているのでしょうか。そもそも身も心も自分のものになると考えるのが誤り、というオチを感じたかったでです(個人的には)
『向こうはどんなところだい?』
スケールの大きな嘘も方便。
『帰ってきた男』生き返ることも然ることながら、仏教的には49日の間にも何を見聞きさせられるか分かったもんじゃないですね。
『強運の彗星』地球上の者が乱した諍いや災いとは別のところで、外からの破壊から地球を守っている者たちがいるのかも知れないですね。
『追放者』
キャリックが話し始めた時点でオチは分かってしまったのですが、それでも、だからこそ何とも言えない気持ちで読めました。
『翼を持つ男』
私としては「風の子供」に近い話だな、と。結婚って翼をもがれるようなものなんですかね。確かに二度目の翼で本能に従って家族を失うこともあるような…
『太陽の炎』
他の生命体が優れていることよりも自分たちの探求心を進めることの方が大事、と言うことですね。実生活でも、自分より優れている人がゴマンというからと諦めてしまうのは成果ではないと思います。
『夢見る者の世界』
自分の命の裏でもう一人の自分がその命のカギを握っているとしたら…考えても詮無いことに心を捕らわれるよりも今目の前にある人生と向き合って日々を送ることとしましょう…
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