革命前夜(須賀しのぶ)

ベルリンの壁が崩壊した頃、私のチャラくない人生の中でもややチャラかった頃の出来事であり、共に思い出して恥ずかしさが伴うのですが…私情はさておき。 読み終えたとたんに背筋がぞくっとしたと言いますか、肌が泡立つといいますか、確かにタイトルからしたらここで終わるんだろうけど、ここからも十分に登場人物それぞれに人生は続いていくのであろうし、そ…
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平場の月(朝倉かすみ)

恋愛ものでありながら人生もの。 小中校の同級生って、大人になってから当時のことを知ると「そんな生活背景が…」と思うようなことがあったりするんですよね。 主人公たちと同世代なのでその辺りの『ああそうだったんだ』は経験として分かります。 50になっても尚、と言いますか、50だからこそといいますか、そんなあれこれが詰まった一冊だと思いま…
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嘘と正典(小川哲)

これは…好みが分かれる読む人を選ぶ印象。 私はかなり好き。 第163回の直木賞候補作品なんだけど、直木賞つて感じではないかな、 直木賞はもっと一般受けするエンターテインメント作品でないと。 どの話も片手間には読めない印象。 『魔術師』 姉はどうなったの?筋通りの流れで行くなら…でも違う何かを見つけてるかもしれないし。息を飲ん…
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能楽ものがたり 稚児桜(澤田瞳子)

サブタイトルに『能楽物ものがたり』とあることから 能楽がベースに描かれていうということでいいのでしょうか。 個人的に「人間は本来悪であり如何にそれをうまく隠し騙し生きてゆくかで善人になれる。尚且つ悪をむき出しにできる瞬間を待っている生き物だ」と思っているので、どれもこれ納得の展開でした。 なのでその目線からの感想を以下に。 『や…
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