月白青船山(朽木祥)

鎌倉を舞台にした歴史ファンタジー。
生まれ変わり、じゃなくて名を受け継いできた者が謎解きをするというところが夢物語に終始しなくてある種の近さを感じました。
さらにファンタジーにとどまらず、主題に絡めて登場人物たちの抱えるものも描き込まれているところに登場人物たちへの愛と、それを通して現代の子供たちへの愛を感じたりもしました。
現代においても、自分にはどうすることもできない悲しみに襲われる人たちは確実にいるわけで…そういった人たちの打ちひしがれた心も、再び動き出した星月谷の時間のように他者の適切な力を借りて再び動き出すことができると信じたいです。
悲しみが人の生に於いて避けられない物であるなら、大姫のように悲嘆にくれたままの最期を迎える人が一人でも少ないとよいな…と思いました。

ところで、以前に大姫が主役のYAを読んだことがあるのですが、大姫と義高の物語って人の心を引き付けるものがあるのでしょうか。
かつて歴史の先生に語られた記憶もあります。
月白青船山(つきしろあおふねやま) [ 朽木 祥 ] - 楽天ブックス
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