太田糸音ピアノリサイタル@スタインウェイ東京 松尾ホール5/27(月)

浜松国際ピアノコンクールの配信でお聴きしてから、是非一度はリサイタルにお伺いしたいと思っていたのですが、ついに行って参りました。

会場は、サロンと名にある通り全88席とホールとは違って室内な印象。
私にとっては初めての規模でした。
当然、座席の良し悪しなどわかるはずもなく、適当に空いている席に腰を下ろしました。
結果、たまーに手元が見え、音もダイレクトにガンガン来る感じでした。

日比谷のビルの地下一階に位置するのですが、階段を降りるとすぐに入り口、入り口を入るとそこには何台かのスタインウェイのピアノが並んでいるのが見え、弾けもしないのにピアノ好きの私にはときめきの空間でした。

演奏会の頭にサロンを所有している松尾商会の社長さんからお話があり、若手の演奏家さんを招いてのシリーズの8回目とのこと。
これから演奏される曲にワクワクしているのが伝わってきました。

『ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調作品110』
この曲、好きなんですよねぇ…
ところどころに可愛らしさを感じたり、繊細さと大胆さのバランスにドキドキしたり、切ない音の響きにきゅんとなったりしました。
のっけからの盛りだくさんにかなり胸アツな私。

『バッハ:イギリス組曲第2番イ短調BWV807』
清らかで癒しのバッハ。
私にとってバッハの曲ってどこか高いところから聴こえるイメージなのですが、いい意味で同じ高さというか…
手の届かなさよりは寄りそう印象を抱きました。

休憩15分

『ショパン:3つのマズルカ作品59』
個人的にこの日一番印象に残ったのがこの3つのマズルカのうちの第37番で、しばらく脳内でかかってました(笑)
なんでかな、私が受ける糸音さんの演奏の印象と一番ぴったり合ったのかな…

『ショパン:スケルツォ第4番ホ長調作品54』
一つのドラマを見ていたような。
軽やかさ、憂鬱さ、そして明るさ、そのすべてを包みこむようでした。

『ショパン:ワルツ第5番変イ長調作品42』
軽やかに弾む細やかなワルツに心が浮き立ちました。
キラキラときらめきながら音が踊っているのが見えるようでした。

『ショパン:バラード第3番変イ長調作品47』
明るい詩を歌うような音と切なさが募るような音のバランスがとても素敵でした。

『ショパン:バラード第4番ヘ短調作品52』
繊細でありながら強さを含んだ切なさを感じました。

アンコール
パデレフスキ/ミセラネアよりメロデイOp.16-2
予定されていたプログラムが重厚だったので、ちょうどよい心のデザートとなった気がします。

演奏後にご本人よりお話があったのですが…
「重たい曲ばかり」
とおっしゃていた記憶が。
結構ずっしり感あった気がします。
でもなんだろう、確かに一曲一曲はヘビーな感じだったのですが、聴き疲れは全くありませんでした。

なんていうか…
激しい曲のなかにも繊細さがあって、音がずんずん迫ってくる感じがあって演奏がごりごり押してこないというか…
なんか、重い曲も濃い曲も激しい曲もずっと聴けちゃう気がします。

演奏後はロビーに出ていらしてお話や記念撮影をされている方もいらっしゃったようですが、私は早々に退散してしまいました。
直接素敵な演奏へのお礼を伝えたいな、とは思ったのですがなんが気後れしました。

またいつか機会を得ましたら聴きにお伺いしたいと思います。

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