牛田智大ピアノ・リサイタル@サンシティホール3/2(土)

久しぶりの牛田智大さんのピアノリサイタルに行って参りました。
場所は越谷のサンシティホールです。

直前になり曲目の変更があったのですが、プログラムの印刷に間に合わなかったそうで変更のご案内と変更後に加わった曲の解説プリントが追加で挟まっていました。

私が前回伺った福島市音楽堂でのリサイタルに引き続き、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ31番はまたしてもお預けに。
でも楽しみが増えたと思えば逆に得したってことかも?

【シューベルト:4つの即興曲op.90】

シューベルトは、最近になって「好きかも?」と思い始めた作曲家さんです。
今回の4つの即興曲の3曲目は牛田さんが浜松国際ピアノコンクールの第3次予選で弾かれた曲であり、過去に発売されたCDにも収められていますが、通しで聴くのは初めて!
やっぱりシューベルト素敵です。
牛田さんの演奏を聴いて益々シューベルトを好きになり、もっと聴いてみたくなりました。

【ショパン:バラード第1番op.23】

こちらも、第2次予選ででしたが、浜松国際コンクールで演奏されていました。
浜コンの配信で牛田さんがこの曲を演奏されているのを聴いたとき、
「え?バラ1てこんな曲だった?そうだよね、こんな曲だったよね。あれ?こんな曲だった?」
ってなったのですが、後日他の方の演奏を聴いて同じ状態になりまして…
今回の牛田さんの演奏を聴いて、改めて自分の中のバラ1は牛田さんの演奏がベースになったんだなあ、と思いました。
取り乱さないように心落ち着かせて聴いていたのですが、やっぱりうるうるしちゃいました。
牛田さんはこの曲にどんな想いをこめて演奏されているんだろう…

因みに私、過去にこんなこと書いてる…
『牛田智大さん@浜松国際ピアノコンクール第二次予選
https://50595192.at.webry.info/201811/article_3.html
はじまってすぐに、「え?こんな曲だったっけ?」と思い、「そうだよ、こんな曲だよね」と思い、その後も何度か「え?こんな曲だったっけ?そうだよ、こんな曲だよね」を繰り返し、ふと気づいたらほろほろ涙をこぼしていました。
私は今までバラ1の何を聴いていたんだ?
そんな気持ちでいっぱいです。』

20分休憩

【ショパン:24の前奏曲op.28】

牛田さんの演奏で24の前奏曲を聴くの三度目なのですが…
何度聴いても新しいときめきを感じます。
何が違うとかどう違うとかは分からないし説明できないのですが、初めて出会ったようなときめきを感じてしまうのです。
1曲1曲は短いのですが、ひとつひとつが心に溶け込んできました。

【アンコール】
戦争ソナタ(第7番)第3楽章の最初のフレーズがホールに鳴り響いたときは「え!この曲!?」と驚きました。
単純に意外だったので…(何を持って意外だったのかと聞かれても答えられないのですが…)
こちらも浜コンの第1次予選で演奏されていました。
この曲もかつて発売されたCDに収録されていて、個人的には浜コンのCDも持ってますし、福島市音楽堂でも聴かせていただきましたが…
それらのどの演奏よりも好きな演奏でした。
迫力、疾走感、重厚さが心にずんずん迫ってきました。
あまりに好みの演奏過ぎて「なんで私の脳には録音機能がないのーっ!?」と歯噛みする始末(笑)
予定されている曲とアンコール曲との大きな違いは、あらかじめ心の準備ができないことだなあ、としみじみ思いました。
今回は最後まで正気でいようと思ったのに(笑)アンコールで心を根こそぎ持っていかれてしまいました。

因みに過去にこんなこと書いてる…

『牛田智大さん@浜松国際ピアノコンクール第一次予選
https://50595192.at.webry.info/201811/article_2.html
第三楽章の中でも特にラストは、約3年前の録音では一息に駆け抜けるような勢いがあったのに、今回はかなり含みを持たせた演奏で…
その分、一音一音に込められた重み?を感じました。
過去録音の演奏は、音が描くラインが素晴らしいと思ったけど、今回の演奏は一音一音に厚みが加わって味わい深くなっていると思いました。
好みで言ってしまえば、一気に駆け抜けるほうが好きなのですが、でも録音の方は、一気に駆け抜けるあまりにちょっとガチャガチャっとした印象があったので、今回のコンクールでの演奏はそれがなくて、ないのもいいなあ、と思いました。
欲を言ってしまうと、ガチャガチャした印象がなくてもっとアップテンポだったらもっともっと!さらに心を奪われていたかも?
素人がグダグダとエラそうにすみません。』

なんか言葉選びがヘタクソで、想像以上にエラそうなこと書いてるぞ、私。
何様なんだ、私。
そんなつもりはなかったんですぅ…
あくまでも私の気持ちの問題なんですぅ…
受け取り手の心の問題なんですぅ…

さてさて、今回のリサイタルは、構成・お話の方がいらっしゃり、牛田さんのお話を聞くことができました。
質問用紙が配られ、岡部真一郎さんが代わって質問をしてくださるということで多くの方が書かれたようです。
開場を見渡した時にお子さんが多いな、とは思ったのですが、質問も子供さんからのものが多くあったようです。
内容は「牛田さんのように弾けるようになりたいけどどうしたらいいですか?」と言ったものが多く、それらに一生懸命言葉を探して回答されている様子からは牛田さんの誠実さが感じられました。
質問の中に「緊張しますか?」とあり、「今日のように初めて披露する曲を演奏する時などは…」と言ったことを答えられていましたが、実はトークコーナーが一番緊張していたのではないでしょうか…?

ここからはちょっと余談になりますが…
あくまでも私の感覚ですが、この日、演奏が始まった直後はピアノの音に違和感がありまして…
あれ?ピアノの音ってこんなんだったっけ?なにかがちょっと違うような…程度の。
とは言っても具体的には分からなかったですし、ほんの数十秒で気にならなくなっちゃったのですが。
そのあとは、後半になるにしたがって、ピアノが牛田さんの演奏に一生懸命応えようとしているイメージが湧いてきました。
なんて言うか…ピュアな女子中学生が憧れの先輩のために先輩好みの女の子になろうとしている感じといいますか…
なんだか自分でもよく分からないのですが。

閉演後はサイン会がありました。
私もサインをしていただきましたが、いつものことながら演奏が終わった後のお疲れの時に大変だなあ…と思いました。
本当にお疲れ様です。
そして素敵な演奏、ありがとうございました^^

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