牛田智大さん@浜松国際ピアノコンクール第三次予選

昨日11月19日、牛田智大さんの浜コンでの第三次予選がありました。
演奏開始時刻は16時45分予定。

夜勤明けに寝るべきか否か…
迷っているようで実は迷っていなかった。
その前に演奏される予定の務川さんと安並さんの演奏も聴きたかったので不眠決行。

結果、寝なくて大正解。
どうでもいい情報ですが、私は何故かモーツァルトを聴くのが苦手で、やや睡魔と戦っていた時間もあったことは否めないのですが、どの方の演奏も素晴らしかったです。

牛田さんの演奏を聴きたくて視聴した配信でしたが、他のピアニストさんたちの演奏も素晴らしくて…
当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが…

第一次予選で心に留まったのは務川さんと太田さんの演奏。
太田さんは残念ながら第三次予選には進めませんでしたが、とても魅力的な演奏でした。
個人的な気持ちとしては、課題曲「SACRIFICE」から伝わってくるものが弱かったかな…

というか、務川さんと牛田さんの「SACRIFICE」がガンガン心に響いてすごかった…
ということで、務川さんと牛田さんの「SACRIFICE」を連続して視聴して聴き比べてみました。

以下素人耳の感想。
務川さんのSACRIFICEからは、生きている以上おれは五日は訪れるものであり、自分は真正面から受け止め戦っていくことを選ぶ、と言うしなやかな強さを感じました。
そして牛田さんのSACRIFICEからは、突然やってきたそれに傷つき必至で抗いながら進み、尚且つそこから生まれた苦しみを包みこんでしまう優しさを感じました。

と、エラそうなことを言ってみましたが、とにもかくにも同じ譜面なのにここまで違う演奏になるなんて!

あ、話が思いっきりそれました。
でも記録しておきたくて。
第二次予選の演奏の話はここまでにして本筋に戻ります。

モーツァルト『ピアノ四重奏曲第一番』
何はさておき牛田さんがとっても楽しそうで、演奏からも、幸せ感があふれてこぼれてる箇所があちこちにちりばめられてて演奏時間があっという間でした。
前述したようにモーツァルトを聴くことが苦手で、いつも気が散っちゃっていつの間にか終わってるのですが、今回は一音一音に惹かれて最後まで聴き切りました。
以前に牛田さんが「音楽は人を幸せにもできるし不幸にもできる」と言った内容のお話をされていたのを思い出しました。
牛田さんの今回の演奏は間違いなく人を幸せにしたと思います。

シューベルト『即行曲 変ト長調 Op.90-3』
この曲は、牛田さんのデビューCDにも収められており、かなり聴き込んでいました。
でも一音目から泣いたのは初めてでした。
何がどう違うなんて言えないし分からない。
でも明らかに、何かが寄せては返す波のように伝わってきました。
聴き終えて困惑するくらいに。

リスト『ピアノ・ソナタロ短調S. 178』
もともとクラシックやピアノ曲の知識に長けているわけでも数多く聴いているわけでもないので、私にはあまりなじみのない曲でした。
でも演奏が始まるやいなや連れていかれました。
牛田さんの演奏の、音の世界に連れていかれて帰ってこられないかと思いました。
でも、曲が終わってしまうとやはり現実に戻って来ざるを得なく、「あー戻って来ちゃった」って思った時に、自分はずっとあの音の世界にいたかったんだな、と気づきました。
叶うことなら、牛田さんの紡ぎ出す音の世界にずっと行ったっきりでいたかった。
そう感じた演奏でした。

そして本日11月20日の夜に第三次予選通過者の発表があります。
息を飲んで見守ります。

※追記※
牛田智大さんは予選を通過し、本選への出場を決めました。
次はコンツェルト、ラフマニノフの2番を演奏される予定です。
牛田さんのコンツェルトはラフマニノフの3番しか聴いたことがないのでとっても楽しみです。

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