自分の人生においてトップ10に入る小説をあげてけ・5・空飛ぶタイヤ(池井戸潤)

さて今日は『自分の人生においてトップ10に入る小説をあげて』ハッシュタグであげた小説5冊目『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤)についてです。

もう10年くらい前になりますが、下の子が幼稚園に入ったのをきっかけに図書館通いをはじめ、それまで思うようにできなかった読書を再開したのですが、イマヒトツどんな本を手に取っていいのか分からずにいました。

そんなときふと気づいたのが、私が独身時代に好きだった作家さんの何人かが直木賞をとられているということでした。
ってことは、直木賞の受賞作を読んだら楽しめるんじゃないのか?そう思って直木賞を順に遡って読み始め(これは未だ遡り中)、第136回からは候補作も読むようになったのです。

『空飛ぶタイヤ』はその第136回目の直木賞の候補作品なのですが、奇しくも受賞は逃されています。
でも、直木賞好きにはかなり支持されている(と私は思っている)作品で、なんで受賞できなかったのか今でも私には不思議でならない作品です。

一部の評論によると、『色』がないのがその理由にあげられているようですが、実際に色っぽい部分はないです。
確かに直木賞の受賞作の傾向として、色恋が絡みつつ硬派だったり大衆受けするストーリーが進む物語が好んで選ばれているようには感じられるので、池井戸潤さんが直木賞を受賞するのは難しいのかなあ、なんて思ってたのですが…

その後『下町ロケット』で受賞された時は「おお、やったね!」という気持ちでした(笑)

大した数を読んだわけではありませんが、私が読んだ池井戸潤作品は全面において働く人がカッコイイです。
少なくとも、『空飛ぶタイヤ』は働く人のカッコよさを目的に描いた作品ではないと思われますが、とにかく働く人がカッコイイんです。

小説の中にいろいろな魅力を感じてきた私ですが、登場する人たちの働く姿の格好よさに惹かれた作品は『空飛ぶタイヤ』が初めてでした。

候補作読みを初めてしょっぱなからそんな作品に出会ったこともあってか、第136回以降第152回までは受賞作候補作すべて目を通しています。

どんなに有名な賞とはいっても、というよりは、有名な賞であるからこそ、出版社の力関係とか裏事情とかが絡んではいるのでしょうが、この作家さんが受賞はよしとしてもこの作品で?というパターンもあったりして、なかなか直木賞の選考は摩訶不思議な面が否めません。
それがまた面白くて!

なんて偉そうなことを言ってもしょせん素人考えですけどね(笑)

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