光のうつしえ(朽木祥/著)

戦争を経験した知人の話を直接聞くということは、記録を読んだりドラマや映画を見たり、ドキュメンタリーでその当時の話だけを見聞きするよりも経験することに近いと思っています。
なので、戦争を経験した人が減っていくことは、それだけ平和が続いているのだと思うと同時に、経験が語り継がれる機会がどんどん減っていくことであるので、なんとも複雑な気持ちになります。
そんな中で、この作品のような、戦争体験が綴られた本や、戦争を知らない人たちが戦争経験者の気持ちを伝授していく過程が綴られた物語は、いずれ太平洋戦争体験者が皆無になったときの日本にとっては欠かせないものになるのではないかと考えています。
特に原爆においては、原子力のいい面ばかりを享受してきた戦争を知らない大多数の人間にとっては、忘れてはならない記録となると思います。
人の命は尽きても、語り継ぐということに終わりがあってはならないと思います。
子供の頃、田舎で灯篭流しを見たことがあります。
太平洋戦争中は、どちらかというと疎開先とされた地域であるのにも関わらず、少なくはない灯篭が流されていました。
人の死という悲しみを、あんな美しい情景に変えて送るという風習を私は素晴らしいと思います。

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  • 『く』から始まる作家さん

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