空飛ぶ広報室(有川浩/著)

世間評は高いみたいだけど個人的には当てが外れてがっかりでした。
ベタ甘感がなくて胃もたれしなかったのは助かったのですが、序盤でてっきり空井二尉やリカの成長というか心理変化がメインのお話だと期待してしまったので。
終わってみたらなんか二人ともあっさりさっくり立ち直っちゃった印象。
もっと這い上がるようなずっしり感があると思ってたので、自衛隊の広報小説って思って読んだらおもしろく読めたと思いますが無駄な期待をしてしまっただけに…
世間で自衛隊ってそんなに印象悪いんでしょうか?
この作品を読んで自衛隊に対する見方が好転したって人っているのかな?
私はむしろ、ブルーインパルスが広報のためだけに存在してるって知ってイメージダウンしました。
広報のためだけにいくら使ってんの…と思ってしましました。
だからと言って自衛隊の存在やお仕事そのものに異論反論不満があるわけでは決してありません。
あと意外に感じたのが、トップガンが引き合いに出されてたこと。
私にとってあの映画はあくまでも米空軍の戦闘機の映画であり、空自の戦闘機をつなげて考えたことなかったので。
空軍じゃなくて空自なんだって言う割には米空軍の映画を引き合いに出すことに違和感というかちょっとした矛盾を覚えてしまったんですよね。
とにもかくにも、重厚なヒューマンドラマだと思い込んじゃったがために肩透かしをくらってしまった一冊でした。
少なくとも、デビューの時の自衛隊三部作には恋愛色が濃いながらも人間がもっとずっしり描かれてた気がするんだけどなあ…
あくまでも『個人的に』非常に残念でした。

空飛ぶ広報室
幻冬舎
有川 浩

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有川浩 幻冬舎発行年月:2012年07月 ページ数:462p サイズ:単行本 ISBN:978434


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