サヴァイヴ(近藤史恵/著)

収録作品のいくつかをStorySellerで読んでいたためすっかり見逃していた一冊をようやく読了。
以前に自分が感じたこととか覚えてないから、以下、過去に書いた感想とは違うこと書くかも?
『老ビプネンの腹の中』
居心地の良さや過酷さに差はあれど、人生ってみんな老ピブネンの腹の中なのかな、と思ったり…
『スピードの果て』
恐怖心と言うのはかなりたちの悪いもので、いちど取り付かれるとどうにもこうにもぬぐえなくなってしまうもの。
実生活において身近なものでいうなら、苦手意識がそれに相当するのかな?と思いました。
乗り越える力は…どちらも自分に負けたくないという気持ちというのも共通しているかも?
『プロトンの中の孤独』
たしかこれは以前の感想にも書いたはず。
この話は是非『サクリファイス』を読んでから読んだ方がいいと思う。
この話を読んでしまったら石尾につて知りすぎてしまう。
石尾のことを知らないで読んだ方が『サクリファイス』は断然面白みが増すと思うし、この話の深みも増すと思うから。
『レミング』
石尾、好きだなあ。読めば読むほど石尾が好きになる。
『ゴールよりももっと遠く』
石尾と赤城の関係がたまらなく好き。ずっと読んでいたいと思う。
『トウラーダ』
誓の話。
他の人物目線で描かれた物語に出てくるチカは飄々としたというか、難なくひょいひょい障害物を乗り越えていく人物であるかのように描かれている。
でも彼だって繊細な一面を持ち合わせているし、迷い、悩み、苦しむことがあるのだ。
チカは強く見えるけど、どんな出来事に対しても向き合えるほど常に強いわけじゃなく、やってくる出来事に対して強くあろうと無意識に試行錯誤して対応しているように見える。
そこに共感と好感。
一冊丸ごと、とてもカッコイイ物語でした。

サヴァイヴ
新潮社
近藤 史恵

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