城を噛ませた男(伊東潤/著)

歴史が苦手な私にはとても読みにくい一冊でした。
天正○年(西暦)と書かれてもまるっきり見当がつかず…年表と見比べながら読み進めました。
物語、というよりは、噛み砕かれた隠れ史実と言った印象を私は受けました。
登場人物のやりとりのあたりは面白かったのですが、何しろ歴史が苦手でして、人物名と史実説明部分が多くてメモをとりながら読むことに…
どっぷりと楽しむとは行きませんでした。
『見えすぎた物見』
城を守っていたものが仇になるとは皮肉ですが、いつの世にもあることだと思うと切ないです。
『鯨のくる城』
過去の直木賞受賞作『深重の海』を思い起こしました。
時代背景はこの作品よりかなり後のこととなりますが、鯨を獲る男たちに興味を抱いた方は是非!
『城を噛ませた男』
表題作なのですが、この中では一番よく理解できず…残念。
『椿の咲く寺』
この本の中では、一番史実に明るくなくても読みやすいお話なのはないかと思いました。
武家の女…武家魂…今の時代からは察するしかないものですね。
『江雪左文字』
刀は鈍いように見せておかねばならぬ。
この言葉、深いです。
切れ味のまま生きていける者もいるけれど、そうすることができない境遇にある者は、鈍いようにみせことで自分を守るしかないのですね。

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伊東潤

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伊東潤 光文社発行年月:2011年10月 ページ数:277p サイズ:単行本 ISBN:978433


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