10分で読める物語・五年生(青木伸生/選者)

正に小学5年生の時に教科書で読んだ作品を読みたくて検索していたて出会った一冊です。
『野の馬』(今江祥智)
あー懐かしい。これが読みたかったんです。
あの時感じた薄ら寒さを今回も感じることができて満足です。
ああ、どこに行っちゃったんだろう?太郎にとっては幸せなことだったのだろうか?
『帰ってきたナチ』(水上美佐雄)
ナチが戻ってきた時点で戻ってきた理由に思い当たってしまった私は、その続きを読むのがかなりしんどかったです…
『ホームラン王物語』(亀山龍樹)
もしかすると読んだことあるかも?
『もういいの』(金子みヾず)
もういいよ、じゃなくてもういいの、なんですよね。
なんでだろう?
『さようならコルデーラ』(クラリン)
この本の中のお話の中ではちょっと大人っぽいな、と思いました。
小学生には未知の感情なんじゃないかな?と思ったのがその理由。
『すてきなたまご』―カメムシ―(ファーブル)
ファーブル昆虫記は、教科書、テキスト、問題集、テスト問題と言われるものに多用されますね。
学習教材ってこと忘れさせてくれる面白さがあると子供のころから思っています。
『まぼろしの町』(那須正幹)
小学校5年生が対象くらいになるとなぜか不思議系のお話が増えると感じます。
この不思議感、私はとっても好きです。
『感動との出会い』(戸川幸夫)
文献っぽいものを噛み砕いたタイプのものも、教科書の定番ですね。
私はこういう作品も大好きでした。
今でも読むとわくわくします。
『雨ニモ負ケズ』(宮澤賢治)
知られているようで前文はなかなか目にすることのない有名な文です。
『なぜふくろうは人間といわれるのか」(フランスの昔話)
民話というのは、地域性が色濃く出ていたり、人間の本質をついていたりしてかなり興味深いです。
『面』(横光利一)
あんまり面白いと感じることができなかったお話。
主人公が翻弄され、そのことに納得がいっていないラストがなんとも世知辛い。
『夜の魚』(たつみや章)
自然や文化を重んじる作品はどんどん子供たちに触れさせるべき。
知識じゃなく、心で身につけるものだから。
『徒然草』〈高名の木登り〉(吉田兼好)
徒然草の中でも有名な段。
地位の上下に振り回されない吉田兼好の人柄が良く出ているとか。
解説が必要と思われますが…。

最後に、総括的感想を。
最初と終わりに選者の言葉があるのですが、とても小学校の先生らしくて嫌悪感を抱きました(笑)
短くまとめると『文章は分析しながら読め』と書いてあるのですが、私は読み物は感性で受け止めるものであり、感性で受け止めて感性を育てるものだと思っているので、分析する学校の授業には反対派なのです。
思ったことを生徒同士に語り合わせるのは賛成なんですけどね。
答えを誘導する授業形態や、答えを定めて国語の読み取り力に点数をつける授業形態には納得がいっていないので。
とはいっても、文章の分析力を身につけることは大事なことでもあるとは思っているので、偏るな、といいたいのですが。

10分で読める物語 五年生
学習研究社

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 10分で読める物語 五年生 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




10分で読める物語(5年生)
楽天ブックス
青木伸生 学研マーケティング 学研マーケティング発行年月:2010年12月 ページ数:179p サイ


楽天市場 by 10分で読める物語(5年生) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 『あ』から始まる作家さん

    Excerpt: アーサー・アランサム  シロクマ号となぞの鳥  http://50595192.at.webry.info/200907/article_46.html アーサー・ガイサート  あかりをけして.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2012-03-04 09:56