一絃の琴(宮尾登美子/著)

つまらなくはなかったのですが、イメージしてたのとちょっと違いました。
一絃琴というものを知らなかったせいもあるのですが、てっきり、家元の家に生まれた人間、もしくは、一絃琴に魅入られた人間の熱い物語だと思ってました。
確かに、一絃琴に魅入られた女性二人が主軸となってはいるのですが、二人とも、何が何でもただ一絃琴を愛して引き続けたわけではなく、紆余曲折のある人生を送っており、長いこと琴から離れるなどしています。
二人に共通して言えるのは、お互いの時代において一絃琴を極めたと言えること、そして、実は自分の技術を誰にも踏襲させたくなかったのでは?ということ。
あと思ったのは、いつの時代も女って嫁ぎ先での境遇や旦那さんの人となりに人生を大きく左右されてしまうんだなあ、ということ。
時代は平成になってもそれはあまり大きく変わっていないな、と思いました。
その中でも大きく変わったのは、左右されるのがイヤだと思ったときに簡単に離婚を選べる時代になったということかな。

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