第142回直木賞候補作についての個人的ランキング

第142回直木賞候補作についての個人的ランキング

第142回の直木賞候補作を全部読み、感想をアップしたので以下にまとめてみました。

池井戸 潤『鉄の骨』(平成21年/2009年10月・講談社刊)
http://50595192.at.webry.info/201005/article_17.html

佐々木 譲『廃墟に乞う』(平成21年/2009年7月・文藝春秋刊)
http://50595192.at.webry.info/201002/article_1.html

白石一文『ほかならぬ人へ』(平成21年/2009年11月・祥伝社刊)
http://50595192.at.webry.info/201003/article_18.html

辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(平成21年/2009年9月・講談社刊)
http://50595192.at.webry.info/201006/article_9.html

葉室 麟『花や散るらん』(平成21年/2009年11月・文藝春秋刊)
http://50595192.at.webry.info/201002/article_9.html

道尾秀介『球体の蛇』(平成21年/2009年11月・角川書店刊)
http://50595192.at.webry.info/201003/article_34.html

この時の受賞作は『廃墟に乞う』(佐々木譲)『ほかならぬ人へ』(白石一文)でした


ちなみに私の順位付けは次の通り。

1、白石一文『ほかならぬ人へ』
2、池井戸 潤『鉄の骨』
3、佐々木 譲『廃墟に乞う』
3、葉室 麟『花や散るらん』
5、道尾秀介『球体の蛇』
6、辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』

ちなみに、この時の【選考委員】の方々は…

(敬称略)

浅田 次郎
阿刀田 高
五木 寛之
井上 ひさし
北方 謙三
林 真理子
平岩 弓枝
宮城谷 昌光
宮部 みゆき
渡辺 淳一

でした。

私的ランキング上位三作品(3位は同率)は面白く読めました。
が、下位3作はノミネート作品として疑問。
白石作品は、かつてノミネートされた作品『どれくらいの愛情』を不快に感じたので、

今回の作品を読むにあたって乗り気でなかったのですが…いい意味で裏切られました。
『鉄の骨』は、ともすると興味のある人向けになりがちな題材を、興味のない人にも読

ませてしまう面白さがいい!!と思いました。
『廃墟に乞う』は、ちょっと設定に難ありな印象がありましたが、物語そのものは面白

かったです。
『花や散るらん』は、「鉄の骨」同様、歴史が苦手な人にも読ませる面白さがあると思

いました。
少なくとも、どっちも興味ないけど私は楽しく読みました。
『球体の蛇』は…そんなに道尾作品をノミネートに入れたかったのかい?
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』は…直木賞を狙って企画されたのかな?この作家さんの

これまでの作品のカラーから言うと(とはいっても、私が読んだ中で、ですが)狙いす

ぎの印象がありました。
山本文緒さんが受賞したとき『プラナリア』に感じた違和感がありました。
辻村作品は好きだし直木賞を獲って欲しいとは思うけど、新しいカラーとか挑戦なしで

、これぞ辻村作品!!という小説で受賞して欲しいなあ。

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