2009年09月21日 とびらをあければ魔法の時間(朽木祥/作・高橋和枝/絵) 本 児童書 選ばれている言葉が美しく、行間から優しい色や音楽がこぼれ落ちてくるようなお話でした。 最初の気持ちを忘れないこと、あせらずゆっくり行くことって大事なことなのに、壁にぶち当たったときや焦っているときって忘れがちなんですよね。 けどその反面、進むためならちょこっと立ち止まることも重要なんだなあ、とも思いました。 すずめいろどき(この本の中の本を借りて言うなら、「日ぐれまえの、街に茶色いベールがかかったみたいになる時間」ですね)の心細いときにこんな素敵な堂に出会えたら、私も何度でも行きたくなっちゃうかも。 特に、人生のすずめいろどきなんかには。 とびらをあければ魔法の時間 (新・童話の海)ポプラ社 朽木 祥 Amazonアソシエイト by ウェブリブログとびらをあければ魔法の時間楽天ブックス 新・童話の海 著者:朽木祥/高橋和枝出版社:ポプラ社サイズ:単行本ページ数:88p発行年月:2009 楽天市場 by ウェブリブログ
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