まあちゃんと子ねこ(壺井栄/作・間所すずこ/絵)

この本を読むにあたり、まず肝心なのは時代背景と思われます。
おそらく第二次世界対戦の数年後あたり。
子供が読むとぴんとこないかもしれません。
『まあちゃんと子ねこ』
文中に「これきりまあちゃんにあえなくなるなど、ゆめにも考えていないような顔をして。」とあったのでってきり…違いましたが。
『子犬のペーちゃん』
病気になろうが姿かたちが悪くなろうが、飼うって決めたら最後まで。それが愛情ですね。
『おみやげ』
おばあちゃんの優しさがつまったお話です。
『山の神さまのおみやげ』
そうそう、自然って身近で神秘的でちょっと怖いものなんですよね。
『ねじのゆくえ』
昔のお母さんって、自分の子供に向かって他のうちの子をワザと悪く言ったりしましたよね。
まあ言ってる親は、そんな戯言信じないって分かった上でのことだったのですが。
それだけ子供同士のつながりが兄弟に近かったってことですよね。
今うかつに親がこんなこと言ったら子供も鵜呑みにしちゃうし、相手に知れたら大問題だ(汗)
『まないたの歌』
子供が親に甘えるパターンの一つ、仮病(笑)
きりきりしないで鷹揚に構えられる親でいたいなあ。
『ヤッちゃん』
愛情ってなんだ?血のつながりってなんだ?よそ様ががたがたいうことじゃないんですよね。
『花はだれのために』
いたずらっ子の自分の家の子に他の家の花をむしらせないために自分の家に花を植え続ける。
親としての精神の基本ですね。
「花をむしる」を他の事に置き換えて見ると深いです。
『ポケットの中のお母さん』
たわいもない嘘を信じちゃったり、夢と現実がごっちゃになっちゃう子供のかわいいところを描いています。
『ひとりっ子と末っ子』
昔は、年齢関係なく近所の子供が集まって遊んでもまれたものです。
『腰ぎんちゃく』
腰ぎんちゃくの意味が、私が思ってたのとちょっと違うのですが…こっちが正解?
甘えん坊の子供が親にくっついていると、頭のいちが親の腰の位置だったから?
『黄色いつつみ』
新しいお母さんを「お母さん」って呼びたくても呼べずに困っていた女の子が、ひょんなことから呼ぶ瞬間を描いています。
『朝の歌』
このお話だけ一人称であり、おそらく壺井栄さんのエッセイに近いものだと思います。
柱時計、今でもどこかで時を刻んでいるのでしょうか?



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 『つ』から始まる作家さん

    Excerpt: 司修  おとうさんだいすき  http://50595192.at.webry.info/200709/article_7.html 辻仁成  99才まで生きたあかんぼう  http://5.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2009-07-15 16:34
  • 読書感想文コンクールの課題図書(小学校編)第8回~第17回

    Excerpt: 子供の頃、夏休みに頭を悩ませた人は多いと思う読書感想文コンクールの課題図書。 読みたくもない本読まされる上に感想文まで書かされるという地獄の宿題(笑)。 あの頃はあんなにイヤだったのに、最近になっ.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2009-07-15 16:36