黄金のパラオ―岩波少年少女文学全集30(K・ブルックナー/著・北条元一/訳)

トゥト・アンク・アモン(ツタン・カー・メン)の墓について書かれていて、三部構成になっています。
第一部には、盗賊が入るところからトゥト・アンク・アーモンの墓が埋められるまでが、パピルスに残されていた墓泥棒裁判を元に描かれています。
第二部には、ナポレオンの進撃とそれに伴う遺跡の発掘とその断念までと、そのために古代遺跡の存在が広く知られ考古学者がエジプトにやってくるところまでが描かれています。
第三部には、ハワード・カーターがいよいよトゥト・アンク・アモンの墓を掘り当てるまでが描かれています。
ここで第一部がからんできてなかなか面白いです。
利益よりも歴史的価値を重んじる考古学者と、利益がなくして人が動くはずがないという考えの新聞記者(読者も含む)とのやりとりに失笑です。
いつの時代にも『金』を軸に動く人っていうのは存在するんですよね。(苦笑)

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