放課後の怪談1暗闇からのびる手(日本児童文学者協会/編)

出てくる漢字全部にふりがながついているので、怖い話に興味があれば何年生でも読めると思います。
けど、高学年くらいにならないと、こういう怖さって分からないかも。
私はといえば、小学校六年生のときに、怪談とか恐怖マンガがクラスで流行ってはまりましたよ!
大好きで集めてる子がいて、学校でまわし読みされてました。
借りて家に持って帰る勇気がないという子が多い中、私は借りて家に持ち帰ってゆっくり読んでました(笑)
この本に収められているお話は10作品。
怖い話って、大まかに分けてしまうと、何が起こったのか分からずに怖い話と、過去からやってきた(つながってる)怖い話になるんじゃないかと思ってます。
『黒板先生』(田部智子)
これは前者。
なんでそんなことが起きてるんだか分からなず、どうなっちゃうのか分からず、どうなっちゃったのか分からない恐怖です。
『はじまりは分身(ダブル)×三人』(朽木祥)
これも前者。
なんでそんなことが起こってるのか?どうなるのか?
侵略?誰かの策略?その後の世界は…?
『人食い谷の秋』(正道かほる)
これは後者かな。
言い伝えに絡んだ恐怖ですね。
『<03:33>の訪問者』(たからしげる)
後者の恐怖とみせかけて、実は優しいお話。
どっちの子のために起きた現象なんだろう?
『誇り高い大工』(佐々木赫子)
これも、後者とみせかけて実は優しいお話。
そしてこれも、誰にために起きた現象なんだろう?
『水虫ゆうれい』(横山充男)
これは、前者とみせかけて実は生きるのに大事なことを教えてくれる話。
この手の話を怪談に含んでのにやや疑問を感じつつも、実は一番お気に入りの話だったりします。
けど、子供ウケはしないんじゃないかな?
いや、笑えるからウケるか。
『忘れられた白い館』(千世繭子)
これは後者かな。
残されたデジカメが怖い…
『暗闇からのびる手』(ばんひろこ)
小さい子供って、よくあらぬ方向を指して笑ったりしてますよね。
見えたり通じたりしてるんだろうなあ、と思ってはいます。
けど、こんなふうに手助けをされたら…違う意味で怖いよう。
『仮面少女』(斉藤栄美)
前者になるのかな。
教訓も含まれてますが。
望まれて仮面をかぶって人に好かれるよりも、ありのままの自分で一人でいるほうがいいに決まってます。
そのほうが本人がいいなら、人と違っていいのです。
『時のかなたに』(石井睦美)
前者かな。
紳士の目的は…なんだったんだろう?

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偕成社
今井 ヨージ

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暗闇からのびる手  著者:日本児童文学者協会出版社:偕成社サイズ:全集・双書ページ数:165p発行年


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