ジェイミーの冒険旅行(ロバート=L=テイラー/作・高橋正雄・前川康男/訳)

舞台は1849年のアメリカ、ゴールドラッシュに沸くカリフォルニアを目指し、二人の父子がセントルイスを後にするいきさつから話は始まります。
インディアンの部族が存在し、自分の欲しいものを手に入れるためなら殺人や拷問が当たり前の時代、それは数々の危険と隣り合わせの冒険でした。
今の時代なら、国内線でさくっと飛べてしまう距離なのですが。
かなりワイルドで血なまぐさいです。
ジェイミーのお父さんは医者であり、全うに生活していれば大きな苦労をすることもなかったと思われます。
なのに、一攫千金の夢が捨てられずひたすら旅を続けます。
そんなお父さんにジェイミーはどこまでもついていきます。
そしてラスト、ジェイミーの選んだ人生は?
はっきりとした文章では書かれていないのですが、父親を慕い続けるようにも受け取れますが、静かな決別も感じさせるちょっとシュールな印象を受けました。
実のところは、どうなんだろう。
と、他の読者の解釈が気になるところです。
あ、そうそう、モルモン教が出てくるのですが、これがまたえらくひどい書かれようで、この本大丈夫なんだろうか…とちょっと心配になってしまいました。

小学校高学年以上向け

ジェイミーの冒険旅行 (1979年) (偕成社文庫)
偕成社
ロバート=L=テイラー

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