橋のない川(七)(住井すゑ/著)

(六)で筆をおいたとされるこの作品、20年ぶりに書かれた(七)はまさに新しいシリーズの幕開けという内容になっています。
新しい時代、孝二の本格的な水平社での活動開始を思わせる終わり方。
厳しいと予想される未来ではありますが、胸が高鳴る流れになっています。
が、これで終わりなんですね。。。
住井すゑさん自身はまだまだ書きたいことがたくさんあり、(八)の構想も練りあがっていたようなのですが…誠に残念です。
『他人の足を踏んでいると気づかぬ人に、踏まれている足が痛いと伝える』
ただそれだけのためにたくさんの犠牲があり努力と苦難があったのだと思い知らされた物語でした。
そして今尚、格差社会という新しい差別が存在するこの日本。
この国は一体どこへ向かおうとしてるのでしょうか?

橋のない川〈7〉 (新潮文庫)
新潮社
住井 すゑ

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新潮文庫 著者:住井すゑ出版社:新潮社サイズ:文庫ページ数:409p発行年月:2004年12月この著


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