黄色い目の魚 (新潮文庫)(佐藤多佳子/著)

「一瞬の風になれ」のイメージを引きずったままのせいか、ちょっとだらだらとした印象を受けたました。
けど、付かず離れず、けどちょっとずつ近づいていく感じ、とってもよかったです。
高校生ぐらいの年頃には、こんなふうに時間をかけた恋をしたほうがいいと思います。
簡単にくっついたり離れたりする恋愛も面白いのかもしれないけど、多感な時期には多感な恋愛をしないともったいない気がします。
ただちょっと、もう少しすっきりとしたストーリーを私は期待しちゃってたかなあ。

あ!とっても気に入った一文があったので、これを記しておこうと思います。

もう、後ろの扉は閉ざされている。でも、前の扉には手が届かなくて、暗い廊下のような場所で、私はぼんやりたたずんでいる。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 『さ』行の作家さん

    Excerpt: 鷺沢萠  ビューティフル・ネーム  http://50595192.at.webry.info/200708/article_11.html  君はこの国を好きか  http://505951.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2008-03-19 22:42