福音について―勇気凛凛ルリの色(浅田次郎・著)

回顧とリスタートの一冊だと思いました。
続けて連載されているのにも関わらず、勇気凛凛1、2、3と、それぞれのカラーが結構くっきりとあるのは不思議な感じもしますが、人生のバイオリズムの区切りと刊行の区切りがマッチしたことが所以だと思と不思議間はなくなるかも。
いつの間にやら私も年をとり、近年は回顧するエッセイを読むと、内容が笑いネタであってももらい泣きをしてしまう有様…ということで、ところどころ泣けました。(笑)
直木賞好きな私にとって、直木賞悲喜こもごもが語られているのもおもしろかったです。
パブリックな話題云々とありますが、そんなのはそういうことをお題目としている仕事で提供すればいいのであって、エッセイはプライベートの切り売りでもいいと私は思います。
タレントと違って、姿そのものや立ち居振る舞いを売り物にしてるわけじゃないので、芸能人の私生活の切り売りとは全く異なると思うので。
確かに前作2冊と比べて面白さは減ったかも知れません。
けど、親しみ度はぐんとアップしたと私は思います。
作家「浅田次郎」氏は尊敬するけど、このエッセイに出てくるオジサンは大好きです。

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