おかしな金曜日 (1978年)(国松俊英・作/大尅己・絵)

おかしな、なんてタイトルについてるけど、ちっともfunnyでもなければstrangeでもなく、unliklyまたはunbelievableなお話。これってホントに児童書ですか?

この本との出会いは小学校5年生の時、学校の図書室だったのですが、最近になって無性に再読したくなりやっとのことで探し当てました。

小5当時、この本を読んで私が抱いたのは、「なにこの本…」という薄気味わるい不快な読後感でした。

とっても幸せとは言いがたかったけど、それなりに普通の家庭で育った私にはかなり衝撃的だったのだと思われます。
親に捨てられた小学生の兄弟が、現実としっかり向き合って生きていく様は妙なリアリティがあって空恐ろしかったのでしょう。

大人になって読み返した今回の感想は…
子供って、弱いけど逞しく、脆いけど優しい生き物なんだなあ、ということ。
ほろりと泣けました。
読み直して良かった。

けど、子供が読むにはちょっとね…どうなんだろう…?
一応、小学校中級から。

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