ごんぎつね(新美南吉・作/ 黒井健 ・絵)

小4の時に教科書で読んだのですが、この話にはちょっと変わった思い出があります。
それについては最後に書くことにして、まずは感想から。

軽い気持ちでしたいたずらが、実はとっても大きなことだったと気づいたごんが償おうとします。
けど最初の一回は、返ってひょうじゅうに迷惑をかけてしまいます。
ここで胸がきゅんとなりました。
こういうことって、実生活でも間々あることなので…。
そしてラストのやるせなさは、初めて読んだ当時子供だった私にもしっかり伝わってきました。

で、このお話にまつわるちょっと変わった思い出とは…。

このお話を教科書で習った当時の担任の先生(大正生まれ)は、定年間近の方だったのですが、衝撃のラストの後にさらに衝撃の発言をなさったのです。

「ごん、死んでないよ」

「え!?」
驚愕する生徒一同に向かい、先生はさらにおっしゃいました。
「火縄銃はね、火縄に点火しないと、火薬だけじゃ打てないから」
「じゃあなんでごんは倒れたの?」
「衝撃で、驚いたんだろうね。けど、死ななかったと思うなあ」

ほっとしたような拍子抜けしたような…
私自身は火縄銃に詳しくないのでよく分からないですが、確かに着火したとは書かれていないのは事実ですね。

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